叱ることと、建設的に話すことと、褒めることの使い分け②
先日、あるニュース番組の特集で、
今時は新入社員の研修の一環で、
叱られるセミナーを行われることを知り、驚きました。
その新入社員研修を実施していたのは、大手企業でしたが、
叱られただけで会社に来ない、
ひどい場合は退職することも増えていると、
人事課が悩んだ結果、
このような新入社員研修を行うように至ったようでした。
確かに、私の会社でも先日、
少し注意を受けただけで勝手に帰宅し、
翌日から来なくなりました。
また、ある男性新入社員は、仕事について叱られ、
その場で泣き出していました。
我々の世代では信じられない光景です。
現代では我々世代と比較すると、
られることが、非常に少なくなってきており、
子供たちの話を聞く限りでは、
少なくとも学校では、ほとんどられることがないようです。
子供たちにとって先生は、
勉強を教えてくれる友達に近いような感覚です。
当然こういった時代ですので、
近所の方に叱っていただく機会もなくなり、
その上、家庭でも叱ることが少なくなれば、
社会に出て叱られたとき、
耐性ができていないのも、無理もない話かもしれません。
だからと言って、社会に出ればミスをすれば注意も受けますし、
続けば叱責されることが無くなるわけではありません。
またそこから逃げれば、
本人にとって間違いなく、不利になることは明白です。
極論からもしれませんが、こう言った事例も踏まえて、
叱ることはそこそこ必要だと感じており、
叱ることに意味を成さないと感じない限りは、
何度でも叱ります。
息子が優秀ではなくとも、
一人前の社会人として、不自由しない程度の耐性を持ってもらいたいと考えています。
今後も、叱る→直すの繰り返しを続けることになると思いますが、
まだまだ精神年齢の低い息子には、
必要な行為だと考え、続けていこうと思います。